皆様こんにちは、研修医 M です。
今回の研修医日記は何を書こうかと思案する内に提出期限が過ぎてしまい、いよいよどうしようかと考えていた矢先に、マグニチュード7を超える非常に大きな地震がありました。地震発生時、私は病院内にいました。突然の大きな揺れに驚き詰所のテレビをつけると、そこには震度5強および津波警報の文字。皆様もご存じだと思いますが、当院は老朽化が進んでおり、耐久性に懸念点がたくさんあります。「今回の地震で病院が崩れてしまうかもしれない」、そんな考えが頭をよぎりましたし、実際、5階から7階までの病棟が水浸しで使えなくなり病院としての機能が麻痺してしまいました。しかしながら、誰に言われるでもなくスタッフが自然と病院に集まり突然の事態に対して対処する様子を目の当たりにして、妙な高揚感があったことを覚えております。
また患者様方におかれましても、非常事態にも関わらず協力してくださったおかげで転院搬送やフロア移動をスムーズに行うことができました。
全ての事象に対し完璧に対処でき何も問題がなかった、とまでは言えないにしろ、震災から2日後には外来も開くことができたのは間違いなくみんなの力が合わさったおかげです。私自身はまだまだ至らない点が多く、反省点を挙げると枚挙にいとまがありませんが、今回の経験を将来への糧とすることができたらと思います。
最後になりますが、今回の震災で大きな被害を被った方もいらっしゃると思います。今すぐに元通りとはいかずとも、私たちとともにゆっくりといつもの日常に戻っていきましょう。

T・M