【掲載日:2013年7月24日】 研修医日記 Vol.250

 皆様、お久しぶりです。2年次研修医 吉田達哉です。
 前回の日記から約2ヶ月間が経過しました。その間にメンタルヘルス科での研修を終え、現在は産婦人科で研修させて頂いております。
メンタルヘルス科での研修では、自分の考えを改めなくてはいけないと思う部分が多々あり、そういった意味でとても充実した1ヶ月だったと思います。
産婦人科での研修は、今までの研修科とはまた違い、色々な発見にあふれています。この世に生を受ける瞬間に立ち会えることはもちろん、妊娠過程における妊婦さんの心情など。もちろん、良いことばかりでも無いということも。また同時に自分の無力さを改めて実感する次第です。

話は少し変わりますが、現在の研修システムはどの科を選択するかはもちろん、いつ専攻科を決めても構わないシステムになっています。もちろん、学生のうちから専攻科を決めている人もいれば、研修期間のギリギリまで悩んで決める人もいて、皆それぞれです。
学生の頃、せっかくもらったモラトリアムの期間なのだからギリギリまで悩めばいい。というアドバイスを頂き、その通りにフラフラとした立ち位置で今までやってきました。実際、研修医として社会に出てみると今まで苦手だった分野も興味深いと感じ、一方で得意かなと思っていた分野が実は苦手なのかもと思う場面が多々ありました。
このように色々な科に対して、色々な目線から見て色々と考えることができたのは、ここむつ総合病院が大きすぎず、また小さ過ぎない病院規模だったからだと思います。ここは各科の先生の距離が近く、研修医は同時に色々な科の先生に見守られています。そんな環境で研修しているからこそ、色々な考えを同時に吸収して、自分にどの考えが馴染むかをゆっくり考えることができているのだと思います。
マッチングでまだ悩んでいる皆さん。ぜひ騙されたと思って面接を受けに来てください。まだ間に合います!!(笑)
 
この前、研修医だけでBBQをしてみました。1年目のかわいい後輩たちのいろんな一面を見ることができてとても有意義な時間だったと思います。この時の写真を載せたいのはやまやまなんですが、あいにく良い写真がなかったため、来て間もない頃の1年目の先生の写真を載せちゃいました。


研修医2年目 吉田 達哉

※日記の作成日と当ページへの掲載日は異なる場合があります。