【2009年7月23日】 研修医日記 vol.56
 研修医日記担当の藤田です。現在は小児科での研修が1カ月半となり、残るところ2週間となっています。今週は普段の業務のほかに大きなイベントがあるためその準備と練習に追われていました。

7月13日(月)
 今の時期子どもたちは夏風邪や腸炎に悩まされているようです。しかし、意外にも入院になる子どもは少なく、病棟は比較的落ち着いております。外来は休み明けということもあっていつものようにわいわいがやがやしていました。夜は院長との懇親会があり、おいしいお弁当が出てきました。今日は今日とて仲間たちとイベントに向けて練習です。

7月15日(水)
今日の外来もいつも通りのにぎわい。最近の外来で地味に登場してきているのは水痘(水ぼうそう)のようです。感染力も強いので幼稚園、保育園で感染しているようです。すでに流行っている施設では保護者に連絡がまわっているようですが、もう少し続きそうなようすです。今日も今日とて仲間たちとイベントへ向けて練習です。今日はカラオケにて練習。はたして、週末の本番に間に合うのか?不安の中練習は進みます。

7月17日(金)
日常業務を終え、仲間たちと向かうは会議室。ここで最後のリハーサルです。まだまだ万全ではありませんができうる最善を尽くし、いよいよ明日の本番へ臨みます。


7月18日(土)結婚式当日
前日までの練習は今日この日のため。今日は同僚研修医の結婚式に招かれています。ただ参加するだけでなく、友人代表スピーチ、余興、イベント参加と私の役割は3本立てとなっています。会場は青森なので自家用車で2時間前後。もちろん余興の歌を2時間通して一人で歌いながら安全運転。
到着後、気分を紛らわすべく新郎との雑談を少々。その後部屋にてスピーチの反復練習を黙々と・・・。チャペルでの挙式はなかなかの雰囲気で、ウエディングドレスをまとった花嫁と永遠の愛を誓う花婿の姿に、しばしスピーチのことを忘れてお祝いしてきました。
ついに開かれる披露宴。会場に集まったたくさんの人々に温かく迎えられる新婚夫婦、えらい人々より贈られる温かい言葉・・・だったと思います(-_-;) この辺りは自分のことで頭がいっぱいで細かいことは覚えておりません。
いよいよ私のスピーチの番。名前を呼ばれて新郎新婦の横のマイクスタンドの前に立ち、いざ本番です。がんばりました。おそらく大きなミスはなかったと思いますが・・・。大役を成し遂げて自分の席へ帰還。余興は、スピーチと違い頼れる仲間たちと一緒です。精一杯歌って踊ってきました。
大仕事を成し遂げた後からはきちんと覚えております。会場の雰囲気もよく、とても明るい結婚式でした。会場の皆に温かく見守られて送られる新郎新婦。本当におめでとうございます。いつまでもお幸せに!


研修医2年目 藤田 大真