【2010年02月08日】 研修医日記 vol.82
新年明けましておめでとうございます。現在地域医療研修でむつ病院を離れ、T胃腸科内科医院で研修をしている鎌田です。振り返ってみると今年度の研修医日記も3周目。あっという間に最後の当番がまわってきました。今週もよろしくお願いいたします。

1月25日(月)
 朝はタクシーでT胃腸科内科へ移動します。地域医療研修はいろいろな病院を選択できるのですが、開業している先生方がどのように地域に根ざした医療をしているのか、総合病院とはどのような違いがあるのか、そういった点を経験したくてT胃腸科内科を選択しました。9時からの外来の前に入院患者さんを回診します。今は状態の落ち着いている方が多いので比較的時間はかかりません。
T胃腸科内科は基本的に午前・午後とも外来研修が中心です。その合間に腹部の超音波検査や上部の消化管造影検査があればやらせていただいてます。春から弘前大学の消化器・血液・膠原病内科の一員となるのでとても良いトレーニングになっています。
今日は5時30分くらいまで外来がかかりました。

1月26日(火)
 今日も回診後、外来研修です。昨日から新型インフルエンザワクチンの優先接種対象以外の成人の方の接種が始まり、T胃腸科内科にも多くの方が希望されて来院します。むつでの新型インフルエンザの流行は落ち着いてきているようですが、接種しておいたほうが皆さん安心なようです。午後は老人保健施設に行きました。入所されているのは認知症を持った方がほとんどで、話しかけてもうまくコミュニケーションがとれないこともあり、症状が重くなってからでないと病気が見つからないこともあるそうです。ほかにも先生からたくさんの経験談を教えていただきました。

1月27日(水)
 今日は朝から超音波検査をする人が何人かいました。撮るべき像を出すのに時間がかかったり、うまく出せなかったりすることもあり、まだまだ修業が必要です。昼は病院食を出していただいてるのですがとても美味しく、いつも完食してます。外来では嘔吐や下痢を訴えて来院する方が増えてきており、腸炎の流行が心配です。手洗いを徹底しないといけないと改めて思いました。


1月28日(木)
 今日は、T胃腸科内科での研修終了後、むつ病院の医局で勉強会がありました。テーマは「眼科の救急疾患」です。自分も救急外来の当直で、目に異物が入ったなどという訴えで受診する患者さんをたびたび診療する機会があるのでとても勉強になりました。こういった会で日頃の疑問点を専門の先生に聞いたりできるので、定期的に開催しているむつ病院のシステムは研修医にとってとても良いものだなと思っています。


1月29日(金)
 今日も新型インフルエンザの予防接種で外来はごった返していました。午後には税務署での健康診断に参加させていただきました。先生は自分の医院の患者さんをみるだけでなく、他にも多くの会議に出席したりなど多忙な日々を過ごしているようでした。
夜は医師会の勉強会に参加後、O湊中学校の体育館で稽古し、その後でむつ病剣道部の新年会をやりました。稽古は短時間ながら久しぶりでとても疲れたし、新年会は総監督を中心に熱く語り合ってしまい、夜遅くまで楽しい時間を過ごしました。ただ、明日の研修が不安です…

1月30日(土)
 今日で、T胃腸科内科での研修も終わりです。先生をはじめ、スタッフの方々がとても優しく、親切に接してくださったおかげで大変実りのある研修ができました。開業医の先生のもとで研修できるのはもう最後だと思うので、ここで学んだことをこれからの仕事にしっかり活かしていきたいと思っています。
昼すぎに研修が終わり、それから青森に出てまろまろ会の新年会に参加しました。大学病院でお世話になった先生に誘っていただいたのですが、これまで接したことのない方々とお話することができてとても良い刺激になりました。

来週から3月末まで、循環器科での研修になります。来週末は仙台の学会で発表もあり、忙しくなりそうです。もうすぐで研修も終了し、4月からは一人で診療にあたると思うと不安な点が多々あり、果たしてやっていけるのだろうかという気持ちになることもあります。でもそれはきっとみんな同じじゃないかと思います。これまで学んできたことの上に勉強を重ね、先輩の先生に相談しながら少しずつ成長できればなと思っています。
私の最後の研修医日記もそろそろ終りにしようと思います。読みにくい文章も多々あったと思いますが、今まで読んでくださってどうもありがとございました。


2年目研修医 鎌田 耕輔