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 小 児 科


内科小児科系を目指している若い先生へ

 小児科を目指している若い先生たちは、初めから「小児科しかない」、あるいは「小児科のある専門分野を極めたい」と考えている場合もあると思いますが、もう少し緩く「何となく内科系でその中では小児科かな?」というお考えの方もかなりいるのではないかと思います。

 小児科を希望選択の中に入れている人には、大学病院やこども病院の様な高度の専門施設を実習先に選ぶのも選択の一つですが、それに先だって、小児の基本的な鑑別診断や初期治療を経験し、一般小児科のセンスを身につける事によりその後の研修がよりスムーズになるのではないかと思われます。初めから、白血病、複雑心奇形、難治性の膠原病や神経疾患、代謝疾患、超出生体重児をみるのではなく、頻度的にも多い肺炎、気管支喘息、腸炎、尿路感染症、腸重積、川崎病などのありふれた疾患に多くふれて、基本的な知識を身につける事が成長への一歩ではないかと思います。

 この観点からみると、当院は、地域に密着しており近隣に大規模な病院や小児の治療施設も無いことから、プライマリーからその後の少し高度な治療まで包括的に経験することが可能です。研修の一歩を踏み出すにあたって、僻地と言われるむつ下北地区で、自分の腕を磨いてみてはどうでしょうか?熱意ある研修医たちが活き活きと働いています。それに続いて一緒にむつ病院の歴史を作っていきましょう。