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【2008年9月8日】 タイトル:夏休みまで後3週間 |
9月1日
現在小児科研修2ヶ月目突入しました。むつはもう秋モードに突入しようとしているせいか、
喘息発作の子どもが増えてきているかなー。
救急外来で子どもの点滴に果敢に挑むも撃沈の日々。
今日は小児科の先生のアドバイス(言われるがままに・・・手のひらの上で踊らされている)
のもと見事に点滴留置に成功しました。もう汗だくです。
PM6:30からはERカンファに出席。各科の先生方や研修医自身が救急外来で経験した症例
など興味深い症例を持ち寄って、実際に何を考えてどのような検査をするかなど議論したり
します。月に4,5回救急外来の日当直をやっていてもなかなか見れない症例もあるのでその
情報を共有できるのはとても有意義です。
7月からは放射線科の先生もカンファに参加してくれているので画像の読影の勉強にもなり
ます。
9月2日
今日は赤ちゃんの点滴がスルッとはいりました。だからご機嫌です。
午後に新生児メレナの赤ちゃんが入院。でも検査で仮性とわかりひと安心でした。
小児科若手Drの○○先生と私と一緒に小児科研修している同期の○○君は大間に3歳児
健診に午後から出発。健診先の職員の方が来ているマ○ロTシャツに興味を示したらしく、「
それ、どこで売ってますか?」と聞いたらしい・・・。
むつ病院は下北半島の北のほうの乳児健診すべてを担当しているので先生方も結構な頻
度で健診にいっています。研修医もそれに同行します。
9月3日
今日は朝から心臓外来です。さまざまな先天性心疾患の患者さんがきました。普段なかなか
心雑音など聞けないので、病気がわかった上での聴診はいい勉強になります。とても小さい
子供たちがとても大変な開胸手術をうけてその後外来に笑顔で来ているのを見ると人間の
生命力に改めて驚かされます。
9月4日
あの二人は本当に買ってしまったらしい・・・あのマ○ロTシャツを。
9月5日
今日は人手がとっても手薄。外来に病棟にと走り回りましたがとても充実していました。せっ
かく取れた赤ちゃんの血ガスも機械に嫌われ2回も取り直すことに・・・痛かったよねぇ。ごめ
んよ。機械のバカヤロー。何回洗浄すれば気が済むんだー!!
9月6日
救急外来で救急車がやたら来るらしい指導医の先生&私&2012年ロンドンオリンピックをぜ
ひ目指してほしい1年目研修医の組み合わせでの日直。午前中に2人しか患者さんが訪れ
ず。なんとなく気味が悪かった。午後は患者さんがチョロチョロ来たが結局救急車は1台しか
来ませんでした。たまにはこんな日があってもいいでしょう。
救急外来は未だに始まる前は気が重いです。どんな患者さんが来るかわからないし。でも外
来診療にあまりかかわらない研修医には救外での診療はとても勉強になります。でも慣れる
ことは一生ない気がする・・・。
むつの研修は実践的であり、かつカンファレンス、勉強会、症例報告などなどもほうふにあり
研修医が発表する場もそれなりに設けられているのでとっても充実しています。この病院を
研修先に選んで本当に良かったと日記を書きつつ思うのでした。
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2年目研修医 斎藤 百合子 |
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