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【掲載日:2012年07月17日】 タイトル: 研修医日記 Vol.206
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皆様お疲れ様です。1年目研修医、小山石 隼(こやまいし しゅん)です。
研修医生活も3ヶ月が過ぎ、ようやく病院業務にも慣れてきた頃。と思いきや、当然ですがまだまだ新しいことが怒涛のように押し寄せてきます。本日は当直明け。まだまだ未熟な新米研修医の、当直明け一日の脳内の変化を御紹介します。
まずは純粋な眠気。あくびが10秒間隔に出ます。続いて軽い頭痛と関節の違和感。だんだんと頭の中の思考回路がコマ送りになり、同時に上まぶたの重さが1tぐらいに。そして毎度恒例、謎のハイテンション。行き場を失った元気もとうとう底をつき、気付けば白衣のままベッドに飛び込み朝またZIPを見ます。
社会人ホヤホヤの新米研修医はある日、先輩に心から尋ねました。「どのぐらい月日が経てば当直生活に慣れますか?」という、純粋無垢で実にけなげな質問に対し「(爽やかな笑顔で)慣れないよ!」と、この上なく暖かいお言葉を頂きました。
とは言うものの、先生方は少なくともその疲労を決して表に出さず、日々の診療にまた向かっていきます。かっこいいですね。一日でも早くその精神力と体力を身に着けるために、これからも努力していきたいと思います。
また、今週で内科ローテーションが終了となります。先生方初め、病棟、検査、外来など、多くの方々に大変お世話になった3ヶ月でした。ありがとうございました。これからも何卒よろしくお願いいたします。
突然ですが、むつ市の自然が大好きです。新田名部川沿いの小道を、意味もなくただひたすらジョギングで下る、ということをしました。おそらくジョギングが楽しいというよりも、途中の景色が好きなんだと思います。何も考えずに平和な自然を眺めながら走っているだけで癒されました。その1週間前、むつ市ウェルネスパーク辺りまで走った時「そうだ、港に行こう」とふと思い、そのまま漁港まで行き、夕日に染まる大湊湾をボーっと見渡します・・・右手には釜臥山、そのふもとに大湊の町並み、そしてその延長に無限に広がる水平線と、オレンジ色の空・・・土曜の夕方に成人男性が一人漁港でこんな風にひたっているなんて、実に気味が悪いです。ふと我に返って急に恥ずかしくなり、(結果的には周囲に誰も居ないにも関わらず)あたかも何事も無かったかのように振る舞った後、ダッシュで帰宅。
住めば都とは名言です。この地域でもっともっと良い景色を探したいと思います。
そして学生のみなさん。「そうだ、見学に行こう」と思ったらぜひ!
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研修医1年目 小山石 隼
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※日記の作成日と当ページへの掲載日は異なる場合があります。
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