【掲載日:2013年7月10日】 研修医日記 Vol.249

 皆様お疲れ様です。2年目研修医の小山石です。太りました。
 気付いたらもう7月ですよ!この4・5・6月は未熟な僕にとっては怒涛の日々でしたが、クリクラの学生さんがたくさんむつ病院に来てくれて、とても病院が明るかったイメージがあります。すでに若干の寂しさを感じている先生方も多いかと思います。来てくれた学生諸君、本当にありがとうございました。見学はいつでも大歓迎ですので、どしどし来て下さい!5年生ももっと来て下さい!

 6月は外科でお世話になりました。1年目に回った時とは全く違った見方が出来た気がします。外科の先生方からは本当にたくさんの事を教えて頂き、大変感謝しています。勉学的な事はもちろんですが、なにか僕のこれからの医者人生に大きく影響を与えるような、そんな1ヵ月だった気がします。もちろんとても深くて良い意味です。本当にありがとうございました。去年のリベンジで挑んだダブルも、先日しっかり卒業しました。

 さらに、外科の先生方・小児科の中畑先生・同期の吉田君に多大なご迷惑をお掛けした上で、6月中旬に行われた「日本小児救急医学会学術集会」に参加させてもらうことが出来ました。本格的な「学会」というのを目の当たりにしたのは実は初めての経験でしたが、そんな自分にとってはかなりの衝撃で(もちろん良い意味)、まさに貴重な時間でした。
 このようにむつ病院では、希望の学会・セミナー等があれば、周囲の理解・協力次第で色々行かせてもらえます。現1年目の先生方はもちろん、来年むつに来てくれる現6年生にももれなく与えられる権利ですからね!

 夏に向けて、ここからさらに気合を入れて毎日の診療に満を持して立ち向かい、その都度失敗して壁にぶつかって自分の無力さを痛感してへこむ毎日です。しかし!この1年間でまず間違いなく上達したのは「立ち直りの速さ」と「ビールの注ぎ方」。まだまだ僕は頑張れますよ!


 先日、青森県立中央病院とむつ総合病院間で、ドクターヘリによる病院間新生児救急搬送の訓練が行われました。たまたま運良くヘリに乗せてもらって一瞬にして子供の表情になりましたが、あくまで訓練です!訓練!!!本番では絶対無理ですが、非常にお忙しい最中にも関わらず、乗りたそうにしている少年の心を察して頂いて大変恐縮です。すいませんでした。青森県という地域だからこそ、ヘリなどの救急搬送機構がもっともっと発達してくれることを願います。
 ではまた。次回は、沖縄研修編です。


研修医2年目 小石山 隼

※日記の作成日と当ページへの掲載日は異なる場合があります。