【掲載日:2014年8月25日】研修医日記 Vol.289 

こんにちは。2年次研修医の佐藤健太郎です。
むつも短い夏を迎え、そして終わろうとしています。むつへ移り住んで1年半ほどになりますが、本当に夏が短いですね(笑)。大学時代に過ごした弘前市は、青森県とは思えないほど暑い街でした。むつは涼しくて、ある意味過ごしやすくていい街だと思います。
さて、そんな短いむつの夏を彩る祭りが先日行われました。田名部祭りです。祭りの初日には中心街を踊って歩く、「おしまこ流し踊り」が開催されます。
「おしまこ」って変な名前だなあ、と思う方もいるでしょう。ということで私の大好きなwikipediaで検索しました。

寛文4年(1664)7月、南部藩第3代藩主南部重直公が視察のために下北を訪れた。重直公は、代官所が置かれていた田名部(むつ市)にて、人々を集めて盆踊をさせた。その中におしまという美しく、澄みわたる美しい声の女性がいた。おしまの音頭で人々は唄い、踊った。これに重直公は大変満足し、褒美を取らせたという逸話が残っている。

ということで、おしまさんという綺麗な方が由来の「流し踊り」のようです。いつの世も綺麗な方は人々を幸せにするのですね。
さて、むつ総合病院では、毎年この祭りに参加しています。新人の方々を始めとして、大勢のスタッフが参加します。今回もざっと見て100人くらいはいたのではないでしょうか。1年次の研修医は全員参加で、私は2年目ですが参加しました。スタッフの方々との交流もでき、とても楽しかったです。
むつ病院ではこのような楽しい行事がたくさんあります。ぜひ学生の皆さんも、むつに来てみませんか?

写真は、おしまこ流し踊りの写真です。

2年目研修医 佐藤 健太郎 

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