オンライン診療・遠隔診療支援 |
最終更新:2025年2月28日 |
むつ総合病院では、弘前大学医学部附属病院と連携し、オンライン診療を一部の診療科で始めるほか、専門の医師から助言を受ける遠隔医療支援の拡大に取り組んでおります。
⑴ オンライン診療
医師不足や設備の問題で対応できない患者については、弘前大学医学部附属病院へ紹介をしておりますが、オンライン診療を導入することで、片道3時間かかる附属病院への受診回数が減少し、身体的、精神的、経済的負担が軽減されます。
⑵遠隔診療支援
①遠隔ICUによる重症患者管理
集中治療専門医が不在であるため、休日、夜間における主治医不在時の患者対応が課題でありますが、弘前大学の集中治療専門医とリアルタイムで患者の映像、生体情報等を共有することにより、集中治療専門医から助言を頂き、主治医又は当番医の指示のもと処置を行うことが可能となります。
※遠隔ICUによる重症患者管理については、オプトアウト方式を用いております。通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明・同意を行い実施します。臨床研究のうち、患者さんへの侵襲や介入がなく診療情報のみを用いる研究、余った検体のみを用いる研究は、国が定めた指針『人を対象とする医学系研究に関する倫理指針』に基づき、対象となる患者さん全員から個別に、直接同意を得る必要はありませんが、研究に関する情報を公開し、さらに拒否の機会を保証することが必要とされております。これを「オプトアウト」と言います。
希望されない場合は、いつでも拒否ができ、そのために診療上で不利益を被ることはありません。患者さん自身のデータが使用されることを望まれない場合や不明な点がございましたら、御手数ですが以下のPDFに記載の担当までお知らせください。
むつ総合病院集中治療室に入室する患者さんとそのご家族の方へ(PDF)
②遠隔妊産婦管理
周産期専門医が不在であるため、妊婦健診時の超音波検査において、胎児異常が疑われる場合、弘前大学等へ紹介しておりましたが、今後は、弘前大学の周産期専門医とリアルタイムでエコー画像を共有のうえ、胎児異常等を診断できるようになるため、高次医療機関への紹介件数の減少が見込まれます。
③遠隔脳神経外科手術支援指導
脳神経外科医が1名であり、入院診療、外来診療、検査、手術を担当している状況です。今後は、むつ総合病院にて顕微鏡を使用した脳神経外科手術を実施する際に、弘前大学とリアルタイムで手術映像を共有し、指導をもらいながら手術を行うことができるようになり、脳神経外科医師の負担軽減が図られます。
④遠隔画像診断
放射線科医師が1名であり、CTやMRIなどの画像診断行っていますが、件数が多量であるため外部委託も利用している状況です。今後は、むつ総合病院で撮影したCT・MRI画像を弘前大学に依頼し、画像診断医に読影結果を提出してもらうことが可能となりますので、迅速な対応が可能となります。
【記者会見】
※令和6年10月11日に下北医療センター管理者(むつ市長)が記者会見を行いました。
62ちゃんねるにて配信しております。
↓
https://www.youtube.com/watch?v=GzKvjkWmtAg
記者会見資料PDF
※令和6年11月20日に弘前大学医学部附属病院と共同でオンライン診療に関する記者会見を行いました。 62ちゃんねるにて配信しております。
↓
https://www.youtube.com/watch?v=mbIkmw36NBo
※令和7年1月23日に弘前大学医学部附属病院と共同で遠隔診療支援に関する記者会見を行いました。 62ちゃんねるにて配信しております。
↓
https://www.youtube.com/watch?v=bgD-SDy-3vk
記者会見資料PDF(下北医療センター管理者(むつ市長)、むつ総合病院院長のみ) |
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