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実習の感想
●この病院を選んだ理由
1年次研修医 吉田達哉(平成23年4月 麻酔科で実習)

 私はここ、むつ総合病院を研修先として選んだのは、至極当然ですが研修するにあたってとても魅力に感じる部分が多かったからです。はじめてむつ病院に来たのが6年次のクリクラでした。その時は麻酔科で1ヶ月実習させて頂きました。しかし、決して麻酔科の先生方だけでなく、手術関わる色々な科の先生からもたくさんのことを学びました。

 大学の実習では、基本的に担当科の実習生でなければあまり積極的に話しかけてくれる先生方がいない中で、ここは全く違いました。
 外科の手術に入っているときは、外科の麻酔に必要なことを麻酔科の先生に教えていただき、術野を覗き込めば外科の先生が術野の内容について教えて下さいます。実は麻酔科の勉強に必要なのは決して麻酔のことだけでなく、術野で何が行われているかを理解しなければ始まりません。ましてや知識が圧倒的に欠けている学生にとっては、至難の技です。
 手術を有機的に考えるには、片方の知識に偏ることなく、俯瞰的に見なければいけないということを学びました。

 このように、確かに絶対的な知識として、この薬の作用は何かなどと覚えることも大事ですが、学生がそこで最も学ぶべきは麻酔科とは何か、手術を見るとはどういうことかだと思います。そのようなことを学べたこの病院であれば、きっと研修も充実したものになるのではないかと思い、この病院を選びました。
 他の病院と比べると田舎で、遊べるようなところも少ないようにも感じますが、その分学ぶことも多く、若いうちは苦労を買ってでもしろという昔のことわざに習って精進して行きたいと思います。皆さんを心からお待ちしております。
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婦人科医師 太田圭一(平成21年6月 産婦人科で実習)

 今回自分がかつて経験したクリニカルクラークシップの感想を提出するように言われたので報告します。しかし、なにせ4年近く前の事です。この4年間の間に国家試験の受験勉強をし、合格し、研修医を2年間行い、産婦人科医として1年間働きました。あまりに色々なことがありすぎて、クリクラのことなど前世の記憶並みにおぼろげになっています。
 むつ総合病院は下北半島唯一の総合病院です。下北のほぼすべての症例がこの病院に集まります。救急車の行き先も100%むつ総合病院です。よって、この医療圏の全てを体感することができます。大きな街では医療が細分化されています。小さな診療所なら、手に余る症例は直接大きな街の病院に搬送されるでしょう。手頃な大きさのむつ総合病院は、実に実習向き、研修向きの病院だと考えます。
私はクリクラをきっかけとして研修病院にむつ総合病院を選びました。そして、研修医終了後も産婦人科医としてむつ総合病院で勤務しました。そのおかげで多くの症例を経験することができました。現在の状況にはとても満足しています。
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●クリニカルクラークシップ実習を終えての感想

(A.I 平成22年4月 産婦人科で実習)

クリニカルクラークシップの実習先を選ぶ際、私の場合最も基準となったのは先輩からの口コミでした。先輩から、むつ総合病院での研修がいかに充実しているかを聞いていたので、私は是非実習を通じてそれを肌で感じたい、自分の目で確かめたいと思い、迷いなくむつ総合病院でのクリニカルクラークシップを選択しました。
将来は小児科を志望していましたが、あいにく小児科のクリニカルクラークシップは実施されていなかったため、小児科とも密接なつながりのある産婦人科を選択させて頂きました。妊婦さんの腹部エコーを始め手技も積極的に参加させて頂き、いろいろなカンファレンスでも実習生がプレゼンをするなど、多くの経験をさせて頂きました。また帝王切開で生まれた子については小児科にも出向かせて頂きフォローもさせて頂きました。
むつ総合病院は医局間の壁が低く、各科の先生方が、仕事の場だけでなく休憩中や昼食を取りながらなどでもディスカッションを重ねている場面によく遭遇し、また病院や医局の雰囲気が非常に良いのも印象的でした。
休日は一緒に実習をしていた同期と下北半島一周旅行に出かけ、温泉に入ったり、大間のマグロを食べまくったりとかなり楽しい時間となりました。内容の濃い実習を行うことができ、院長、副院長をはじめ多くの先生方やコメディカルの方々に深く感謝しております。本当に有難うございました。

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