オンライン診療・遠隔診療支援 |
最終更新:2024年11月5日 |
むつ総合病院では、弘前大学医学部附属病院と連携し、オンライン診療を一部の診療科で始めるほか、専門の医師から助言を受ける遠隔医療支援の拡大に取り組んでおります。
⑴ オンライン診療
医師不足や設備の問題で対応できない患者については、弘前大学医学部附属病院へ紹介をしておりますが、オンライン診療を導入することで、片道3時間かかる附属病院への受診回数が減少し、身体的、精神的、経済的負担が軽減されます。
⑵遠隔診療支援
①遠隔ICUによる重症患者管理
集中治療専門医がいないことにより、休日、夜間に患者さんが急変した際の対応が課題でありますが、弘前大学の専門医の支援のもと処置することが可能となります。
②遠隔妊産婦管理
周産期専門医がいないことにより、妊婦健診時の超音波検査において、胎児異常が疑われる場合、弘前大学等へ紹介しなければなりませんが、今後は、弘前大学の周産期専門医とリアルタイムでエコー画像を共有のうえ、診断できるようになります。
③遠隔脳神経外科手術支援
脳神経外科医が1名しかいないため、手術できる症例が限られていますが、今後は、むつ総合病院にて脳神経外科手術を実施する際に、弘前大学とリアルタイムで手術映像を共有し、助言をもらいながら手術を行うことができるようになります。
④遠隔画像診断
放射線科医師が1名で、CTやMRIなどの画像診断に時間を要しておりますが、今後は、むつ総合病院で撮影したCT・MRI画像を弘前大学に依頼し、画像診断医に読影結果を提出してもらうことが可能となりますので、迅速な対応が可能となります。
※令和6年10月11日に下北医療センター管理者(むつ市長)が記者会見を行いました。
62ちゃんねるにて配信しております。
↓
https://www.youtube.com/watch?v=GzKvjkWmtAg
記者会見資料PDF
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