TEL:0175-22-2111
当院からのお知らせ
 むつ総合病院では、職員が行う医学上の研究および医療行為について、世界医師会によるヘルシンキ宣言の趣旨を尊重しつつ、当院に設置している倫理委員会でしかるべき倫理的配慮が図られているか否について、厳正な審査を行っています。
 ・要 綱
 ・委員名簿
 ・申請一覧
 ・申請手順
 ・倫理審査申請書

診療に伴い発生する試料・診療情報等の医学研究・発表への利用についての同意(包括同意)に関するお願い
□ はじめに
 むつ総合病院では、下北地域の中核病院として、患者様にとってより良い診療を行う役割を担っております。そのため、診療・医療技術の向上を目指した医学研究や医療従事者の教育には、皆様の診療情報や試料等(カルテ情報・エックス線写真・内視鏡検査等の画像情報、血液、尿などの検査等)に活用させていただく必要があります。  そこで、これら診療に伴い発生する診療情報や試料等を今後の研究・教育などに利用することについての同意【包括同意】をお願いする次第であります。"

□ 診療情報と診療に伴い発生する試料等について
 診療情報とは、診療録(カルテ)、エックス線写真や内視鏡写真、身体の写真などの画像情報と血液検査、病理検査などの検査結果の事です。診療に伴い発生する試料等とは、臨床検査に用いた血液、尿など、診断のための生検(内視鏡検査や超音波検査などの際に組織の一部を採取すること)組織、手術で切除した組織などを指します。

□ 包括同意について
 包括同意とは、診療に伴い発生する診療情報や試料等を今後の医学研究・発表・教育などに利用することに対して同意をいただくことです。個々の研究の内容については、院内の倫理委員会にて審議されます。これにより承認された範囲において、患者様の不同意の意思表示がない場合には、その診療情報や試料等を使用させていただく事になります。また、過去の診療情報や試料等もその対象となります。

□ 個人情報、病歴、既往歴の保護について
 試料等はむつ総合病院が責任を持って保存・管理し、適切に使用します。また、使用に当たっては、個人のプライバシー保護に最善の注意を払います。これらの試料等が、医学研究・教育に用いられる場合、試料等は匿名化して取り扱われるので、個人情報が外部に漏れることはありません。また、これらの資料等を利用した医学研究・教育によって得られた成果が、学会や専門雑誌で発表される場合でも、患者様個人が特定されることはありません。

□ 自由意思による参加、拒否および撤回について
 研究への試料提供は自由意思によりますが、原則として不同意の意思表示がない場合には、同意があったものとみなし、試料等を研究に使用させていただきます。不同意の場合や、同意を撤回する場合には、「臨床研究への試料・診療情報提供の不同意確認書」をご用意しておりますので、これに必要事項を記入の上、総務課庶務係へ提出お願いいたします。なお、不同意確認書を提出しても、患者様が何ら不利益を受ける事は一切ございません。

臨床研究への試料・診療情報提供の不同意確認書

□ 最後に
 今後とも、患者様により良い医療を提供するために、診療に伴い発生する試料等を医学研究・発表・教育に使用させていただくことにつきまして、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
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臨床研究に関する情報公開について
 当院では、以下の臨床研究を実施しております。この研究は、通常の診断で得られた過去の記録をまとめる事によって行います。このような研究は、国が定めた指針に基づき、対象となる患者様のお一人ずつから直接同意を得るかわりに、研究の目的を含む研究の実施についての情報公開をする事が必要とされております。
 研究に利用する情報からは、お名前、住所、電話番号、年齢などの直接同定できる個人情報は削除いたします。また、研究成果は学会や雑誌等で発表されますが、その際にも患者様個人を特定する情報は公開しません。
 患者様ご自身の診療データを研究に使用して欲しくないという場合や研究に関するお問い合わせがある場合には、倫理委員会担当総務課庶務係まで連絡お願いします。なお、研究への不参加を申し出た場合において、患者様はなんら不利益を受けることは一切ありません。

承認
番号
研究課題名 申請者
H30-7 「Comparison of clinical effect of different initiation timing of dutasteride for Benign Prostate Hyperplasia (BPH) on multicentre, observational, retrospective, chartreview study(前立腺肥大症(BPH)に対するデュタステリド導入時期別の治療効果の比較:診療記録を用いた多施設共同後ろ向き観察研究)」について 泌尿器科部長
吉川 和暁
H30-11 「バルプロ酸治療におけるカルニチンの役割」について メンタルヘルス科部長
藤井 学
R01-11 精神科医療の普及と教育に対するガイドラインの効果に関する研究について メンタルヘルス科副部長
柞木田 なつみ

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先週の感染症数(当院患者)