当院薬剤科は「信頼される病院になる」という当院の基本理念に基づき、医師や看護師、他の医療スタッフと連携し、患者さんに安全で効果的な薬物療法を提供します。
・薬剤師 : 11名  
・薬剤助手 : 8名  (令和5年4月現在)
調剤ではバーコードを利用した調剤支援システムを導入し、薬の種類や量の間違いを防いでいます。
注射剤では点滴に貼るラベルにも薬品名を印字し、間違いを防いでいます。
麻薬管理ではコンピュータを利用し、増加する業務に対応しています。
休日・時間外・夜間も薬剤師が常駐し、緊急な業務に対応しています。
調剤業務
処方箋の内容について、用法・用量・副作用・過去の薬歴からの重複薬等のチェックを行い、一人一人の患者さんに適した形で調剤しています。入院患者やお薬の種類が多い方には全て一回分ずつに一包化し、患者さんの名前や用法、薬品名も印字する等の工夫をしています。
▼散薬の秤量
▼錠剤分包機
注射業務
 入院患者の注射は全て注射処方箋により個人ごとにセットして払い出ししています。注射処方箋は投与経路、時間、配合変化等をチェックし、中心静脈からの点滴は無菌室のクリーンベンチで調剤して払い出しています。また、すべての入院・外来患者さんに投与される抗がん剤の調製を行っています。
▼クリーンベンチにて調製
▼注射セット
▼無菌室
院内製剤業務
治療上必要な薬剤で、製品として市販されていないものを院内製剤として調製し供給しています。
服薬指導業務
必要に応じて、入院患者さんに対し、服用量、服用方法、薬効や副作用を説明し、薬剤や健康食品等の相互作用等をチェックし薬が安全に正しく使用されているかを調べます。
その他、麻薬管理・血液製剤管理・医薬品情報管理・医療チームへの参加等の業務があります。

 
 当院では、平成22年4月30日付厚生労働省医政局長通知「医療スタッフの協働・連携によるチーム医療の推進について」を踏まえ、調剤上の形式的な変更に伴う疑義照会を減らし、処方医や外来診療にかかわるスタッフの負担軽減及び外来患者さんの待ち時間短縮などのサービス向上を目的として、平成31年1月1日より「院外処方箋(麻薬を除く)における疑義照会プロトコール」の運用を開始いたしました。

 本プロトコールの運用に参画をご希望される場合は、合意書を交わす必要がありますので、当院薬剤科(TEL:0175-22-2111 内線[4111])までご連絡ください。

詳細は、こちらをご覧ください。
院外処方箋における疑義照会簡素化プロトコール

当院では、入院・外来診療において、国の方針に従い、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用を積極的に行っています。くわしくはこちらをご覧ください。
 当院では医薬品の適正使用を進めるため、保険薬局薬剤師の処方監査に必要な情報として、患者さんの血液検査結果の一部を2020年3月23日(月)から院外処方箋に記載しています。記載される検査値は過去3ヶ月以内に測定された直近の値です(空欄の場合は、3ヶ月以内に測定された値がないか、患者さんが検査値情報の開示を望まない場合です)。

 保険薬局では患者さんの検査値を参照することで、用量や相互作用だけでなく、検査値に基づいて患者さんの状態を把握した上で処方を監査できるようになるため、肝機能・腎機能に応じた投与量の適正化や副作用の早期発見など、薬物療法の安全性、有効性の向上につながるものと考えております。
 
【お問い合わせ】
薬剤科 TEL:0175-22-2111 内線[4111]

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 〒035-8601 青森県むつ市小川町一丁目2番8号 TEL0175-22-2111 FAX 0175-22-4439
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